TOMIXの使い方)ポイントとDCフィーダー設置位置の基本

現在のTOMIXポイントは、進路開通方向にしか通電しない仕組みになっています。これを完全選択式ポイントと称しています。


赤線がDCフィーダー、黒線が線路、橙線が電流を示します。
ポイントを切り替え、線路の進路が開通している向きにだけ、電流が流れます。
例えば、常点灯機能付きの車両の前照灯が点灯している状態でポイントを切り替えると消灯するのも、このからくりによります。

この機能があるため、DCフィーダーの取り付け位置には配慮が必要になります。

同じような線路配置ですが、DCフィーダーの位置が上記と異なります。
ポイントの進路が直進側であれば、右側の「ポイントの根元側」の線路に電流が伝わります。
しかし、ポイントの進路を分岐側に変えた途端、右側の「ポイントの根元側」の線路に電流が伝わらなくなります。

このことから、DCフィーダーの設置位置は、すべてのポイントに対しての一番根元側にする必要があることがわかります。

具体例を見てみたいと思います。

これはTOMIXカタログにもあるレールプランですが、DCフィーダー設置位置は右下のカーブレールを指定してあります。

さらに別のレールプランを見てみます。

DCフィーダー設置位置は同じです。

電流が流れることが出来るかを、橙線で確認してみます。
この右下の位置からであれば、「すれ違いのできる区間」も「引き込み線」にも電流が届きそうです。

以上の応用です。

「すれ違いのできる区間」が2か所ある場合です。

右下の位置に置いたままだと…どうも曲線すれ違い区間の内側に、電流が届かなさそうです。

DCフィーダーの設置位置は、すべてのポイントに対しての一番根元側ということを考えてみれば、この位置がよさそうです。

ざっと橙線を引っ張ってみましたが、問題はなさそうです。

独自の線路配線で「特定のポイントを切り替えたら車両が動かない」ケースが起きたときは、上記を参考に、DCフィーダー位置の見直しをしてみてください。