読後感想なぞも忘れていたので・・・

更新凍結からおよそ1年半。
いちおう、最終更新にしたいと思います。
結局、わしとしては、最終話直後に書いた「THE END / ICHIGO 100%」(エントリー96番、05/08/13記載)の考えから変わっていません。
だからこそ声を大にして云いたい。
つかさの想い・思いを、もっともっと丁寧に描いてほしかった!
この1点に尽きると思います。
もちろん主人公は淳平であり、「悲劇の」ヒロインである綾がいて、淳平と綾の成長物語であるのは紛れも無い事実でしょう。
(事実、河下先生も、「綾エンド」を予定していたようですし。)
しかしながら「つかさエンド」になってしまった以上、つかさの気持ちをもっともっと汲み取りたかったと思う読者はわしだけだったんでしょうか。
わしは連載中に「つかさ分からない」って何回か書いたことがあります。
淳平に対する気持ちがあっちへゆらゆらこっちへゆらゆらしているんだろうけど、その方向が一瞬分かりづらい、見えづらい。
読み返して初めて、理解できなくはないかな、って感じるレベル。
綾に対する、内面描写の丁寧さは、「雪の公園での告白」を見れば分かるんです。
でも、つかさにも、出来ることなら、あのような場面を、用意してあげられなかったんでしょうか。
カラオケボックスの中のふたりと空港での別れのシーンは印象的ではあるけど、そこにつかさの気持ちが全て現れているように思えない。あの綾の告白に比べれば、少し足りないような気がする・・・。
そんなふうに、ずっと思っておりました。
正直、「少年誌におけるエロの限界」に挑戦してくれたすばらしき作品(違)と思っておりましたが、あっさり「ToLoveる」に塗り替えられましたね(笑)。
ちょっち春菜萌え(ヲイ)。ハルヒではない(ヲイヲイ)。
まあ、収拾ついてませんが、こんな感じです。
<これにて「いちご100パー」カテゴリは追加を終了致します。>

18巻を読んで改めて思うこと

・やっぱしつかさわからないよ(笑)。
・やっぱし綾切なすぎだよ・・・。
・そしてやっぱし淳平ヌッコロス(ヲイ)。
なんだろ・・・それなりにラブラブな初体験だったわけじゃないですか。
兎に角、無理矢理だとか衝動が先に来たモノではないでしょ・・・。
なんか腑に落ちないのよね・・・。
つかさは耳年増(まあ女子校だしね)だったから、受け入れる覚悟が相当あったのかなぁ・・・。
そうじゃなきゃ・・・あんなに自然に・・・靴隠したり布団の中に淳平隠したりしないでしょ。
それが・・・やたら不自然というか、あっさり風味というか・・・・・・。
もっとつかさの内面描写をしっかり描いて欲しかった。
そうすれば、もっと自然に流れていった気がするんですよね・・・。
別に初夜の描写を描いて欲しかったとは云いません(笑)。
それは読者各自が補完すればいいわけだしね。
だからわしは「2回入った」と補完しますた(爆)。
それはさておき・・・。
つかさの想い(思い)って、あんまし語られてないんですよね。
なのに淳平が選んだのはつかさ。
・・・今になって冷静になって見返してみると、その辺がすこしだけ腑に落ちない感じがあります。
※更新停止宣言してましたが、19巻(=完結巻)の読後感想と「あらすじ」を纏めて、完全に終了にしたいと思います。

THE END / ICHIGO 100%

結局全ての矛盾を東城綾が抱えていたというお話でしたね。
結局西野つかさにずっと惹かれ続けていたというお話でしたね。
勿論真中淳平に甲斐性が無いことがその原因であるのには間違えないのですが。
淳平はずっと同じ「思い」を持ち続けていた。
淳平が思いを持っていたから、綾もつかさも思いを持てた。
3人とも、やりたいと思ったことを貫く事が出来た。そして出来るようになった。なるようになった。
淳平は、綾を変えさせた。綾を進ませた。
淳平は、つかさに気づかせた。つかさをも進ませた。
綾は、淳平と同じ夢を見たいと思った。
つかさは、淳平と別の夢を見たいと思った。
夢が出来た、思いが生まれたふたりは、それぞれ淳平を「想う」ようになった。
では淳平の想いは?
「なぜつかさを選んだのか。」
この部分に対する論理的な説明が、見あたらない。
なぜ綾を選ばなかったのかという解は、高3の学祭後に顕在化している。
それは「つかさのほうがより大切だから」ということ。
そこには、その文脈だけではつかさを選んだ理由が見えてこない。
一つの考え。
つかさが淳平に高卒後渡仏すると告げたあの時。
離れてしまう、終わってしまうという危機感。
そこから生じた「失いたくない」というキモチ。
自分と同じように、夢を追いかけ続けようと決めた事に対する同意。
そこから生じた「がんばれよ」というキモチ。
ふたつのキモチが、重なり合ったときに淳平の中に生まれた「愛」。
同じ夢を見ている。進む方向も相似している。でもそこに愛は生まれなかった。
見る夢は違う。ベクトルの向きですら相反している。だからそこに愛が生まれた。
淳平が、初めて自分からキスした相手は、つかさ。
淳平が、初めて「温もり」を感じた相手は、つかさ。

それは淳平の中に、夢以上に大切な「愛」があったから。
あくまでこれは一つの考え。
思いは叶う。
想いは儚い。
綾の、3年間の想い。
それだけは、どうしても成就しなかった。
同じ夢を見続ける為には、叶わないほうが良かったのかもしれない。
つかさと淳平は、思いが叶って、想いあえた。愛が生まれた。
故に「全ての矛盾を抱えた」ヒロイン。
淳平とつかさは、恐らく簡単には切れないだろう。
淳平の根底には、いつか「数学ノート」を映像化してやるという思いがハッキリ見える。
綾と見たかった同じ夢は、恐らく現実のものになるだろう。
つかさ × 淳平 × 綾
決して切れる事のない、永遠の「ふたまた」(但しとてつもなく清潔です)。
まさかつかさエンドだとは思っていませんでした。
3人とも適当な距離感をもって進んで行くのではと感じていただけに、少し驚きました。
少年は、こうやって大人になった。
少女は、こうやって大人になった。
そんな感じなんでしょうか。

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05年35号より(最終話)・・・

終了。
ネタバレになるけど、隠して書かないのでご承知を。
・4年後のハナシは、どの季節なんだろうか。
・4年後の「かの場所」には、どのタイミングで集まったのだろうか。
・そして4年後における「未来」は、どのようなビジョンなんだろうか。
河下先生および関係各所の皆様、連載お疲れ様でした。
なお、このカテゴリはカテゴリは来週アタマに総決算の考察を書いたあと、更新を停止致します。